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Los Angeles to Z
　ロサンゼルスは過去に何回か訪れたことがあり、全く何も知らないという土地ではなかったのですが、今回のようにあまり観光客に馴染みがないような所までをつぶさに歩き回ったのは初めてのことで、改めていろいろな発見があり、いい勉強をさせて貰いました。その珍道中っぷりはこの先の頁で紹介していこうと思います。いつものようにご意見・ご感想をお待ちしております。
　なおこのコーナーは１９９９年〜２０００年に行った取材で得た情報を元に構成・記述しておりますので、今現在のロサンゼルスを正確に反映していない部分も多々あるかと思います。お読みいただく場合はその点を差し引いてお楽しみ下さいませ。では、では...。

1 　成田国際空港を飛び立ち、機内でのひんくつな思いを我慢しながら約10時間弱。ロサンゼルス国際空港に着くと物理的な開放感も相いまってか、いたく自由という言莱が身に染みるとともに、朝のすがすがしい空気が非常に心地良いのです。
2 　私達が今も一番ジェフを身近に感じることのできるのがNorth HollywoodにあるForest Lawn Memorial Parkでしょう。ご存じのように今もここでジェフは永遠の眠りについております。ここは観光地ではありませんので場所的にちょっと分かりづらい所にあるのですが、有り難いことにあのUniversal Cityのごく近くにありますので、ちょっと頑張れば辿りつける所にあります。今では世界中のTOTOファンにとってはお馴染みの場所になっていますね。
3 　ジェフは生涯を通じて数え切れない程のセッション・ワークを精力的に行いましたが、ではそのレコーディング・スタジオってどんなものなのか？　スタジオの中に入ることは出来ないでしょうが、外見だけでもと思い、ハリウッドを中心に散策してみました。
4 　ロサンゼルスに来て避けて通れないのがBaked Potatoでしょう。ここから幾多のスターが飛び立って行ったのかは計り知れませんが、今でも連日素晴らしいショウが繰り広げられております。私も２０００年の秋に行った時はもう少しでスティーブ・ルカサー達のショウを見れるところだったのに...残念。その顛末は熱心なJeff's Worldファンの方はご存じにですね(笑)。
5 　Baked Potato真向かいの巨大な敷地内にあるのが最近日本でもUSJ（間違ってもＵ・Ｓ・Ｊではありませんよ）などと呼ばれているUniversal Studioの本店(笑)です。ジェフ・マニアとは一見関係ないような所ではありますが、実は同じ敷地内にUniversal Amphi Theaterという野外ステージがあります。１９９２年１２年１４日にはジェフの追悼公演がここで執り行われました。
6 　お次はジェフが学生時代を過ごしたと思われるNorth Hollywood = Barbank地区に焦点を合わせてみました。勿論ここらも正確な情報や住所などを入手していたわけでもなく、単にあて推量であちらこちら歩き回わってみました...。キーワードとなったのは "グラント・ハイスクール" の一語です。
7 　Ventura Blvd.にはかつてあの "Valley Aarts Guitar" の店舗があった所であります。ものの本によればスティーブ・ルカサーなどはデビューから遙か昔よりここに入り浸っていたようですし、最近久々に『Kean 』のアルバムを聞いたのですが、その裏ジャケットには「Special Thanks Valley Atrs Guitar」なんてクレジットが記載してあり、「うわぁ〜」なんて感慨深くなってしまったのですが...。
8 　Ventura Blvd.をWest方面に向けて疾走中に偶然見つけたのがこの謎のイタリアン・レストラン "TOTO Restrant" です。この大きな看板が遠くからやたら目立つこと！　バンドとしてのＴＯＴＯとは直接は関係ないのでしょうが、何となく気になる存在であります。
9 　ここまではずっとロサンゼルス市を中心として外郭をなぞるように紹介して来ましたので、最後にその中心地をお約束的な観光地を織り交ぜながら話を進めて行きましょう。
　ＴＯＴＯのプロモーション・ビデオというと真っ先に思い浮かぶのが "Goodbye Elenore" だというべ夕な私ですが、彼らの作品を思い浮かべてみると、その殆どのものがス夕ジオ内で撮映されたものであり、せっかく映画産業の中心地にいるというのに、その素材があまり利用されていないように思えます。そんな中で明らかにこれはロサンゼルス市街で撮映されたものと分かるのが "I'll Be Over You" のプロモーション・ビデオでしょうね。
10 　Sunset Blvd.には楽器ファンの間では有名なGuitar Centerとうい大きな楽器屋がありますが、近年ここに併設する形で『Rock Walk』なるものが作られました。これはハりウッドにある『Fame Of Walk』の向うを張ったもので、口ック界で偉業を達成した人達を賛えようというものであります。もちろん我らがＴＯＴＯも数年前にその仲間に加わりました。
11 　Hollywood Blvd.を例によってのらりくらりと闊歩していると、西の外れに“Golden Records”なるベタな名前の中古レコード店を発見しました。もちろんここは特にジェフと特に関連がある店ではなく、観光気分で歩いていた時にたまたま見つけました。
12 　勢いだけでダラダラと書いて来ましたが、一応これにて『ジェフを巡る不思議な旅』（←どこが不思議なんじゃ？）...も完結でございます。皆さんもロサンゼルスに行かれる機会がありましたらぜひこの頁を参考にして楽しい旅行計画を組み立てて下さい。が、しかし！　ジェフに全く興味のない彼氏、彼女、旦那様、奥様、子供等を同伴した上でのロサンゼルス・ツアーを目論でいる方達はかなりの問題を抱えることになるでしょう。何と言いましてもそれを決行するにはそれ相応の“理由”が必要となるからです。突然ロサンゼルスに行きたいと言ってみても、同意を得るのは至難の業。そんなわけでここから先はそのような悩み多き方の為に、"紳士・淑女をたぶらかす" 情報を少しばかり書いてみたいと思います。これであなたのロサンゼルス・ツアーも現実に！　とりあえずジェフ・ネタは一切登場しないと思いますので、興味のない方他の頁にジャンプしちゃって下さい(笑)。
13 　Tatsu Porcaroさんが『Guest Book』に書き込みをしていただきました、"Forest Lawn Memorial Park レポート" をこちらに転載させていただきました。一部加筆・修正もしていただきましたので、皆さん改めて目を通して下さいませ。
14 　うむむむ...今年は当たり年なんでしょうか？　「すぎうち」さんも"Forest Lawn Memorial Park"に行かれたそうです。こちらも『Guest Book』に書き込みをしていただきましたモノをこちらに転載させていただきました。ありがとうございます。
15 　２００２年の秋、ミケ★さんがジェフのお墓参りに行かれたそうです。その時のレポートを頂戴しましたので、こちらにて紹介させて頂きます。ありがとうございました。
16 　２００３年の秋、"はいはっと" さんがジェフのお墓参りに行かれました。『Guest Book』に書込みしていただいたものですが、こちらにも転載させていただきます。ありがとうございました。
　なお当然ではありますが、私はこの広大な街の全てを知っているわけではなく、数回訪れたことで得た情報を元に書いておりますので、全てを網羅出来ているわけではありません。これ以降得られた情報は随時 "追っかけ情報" として追加していきますので、皆さんの中でも情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひJeff's Worldにお寄せ下さいませ。