にかくだだっ広いロサンゼルスですから、簡単にまとめると言いましても何処から書けばよいのか困るのですが、とりあえず女性陣は何はなくともショッピングだと思いますので、まずはその辺から......。

　最近注目されるているのがRoberston Blvd.でしょう。ここは雑誌やガイドブックにも掲載される機会が増えてきておりますが、まだまだMelrose Ave.のように純観光地化されていないところなので、どなたが行かれてもまずは楽しめる場所ではないかと思います。
　Santa Monica Blvd.からこのRobertson Blvd.に入るとその街並みが一変しますが、しかしその瞬間が、自分がこの通りにマッチしているかどうかがはっきりする時でもありますね(笑)。この通りの中でも小粋なところはほんの数ブロック程度しかないわけですが、中身はかなり凝縮されており、どのショップも溜息の出るようなものばかりが陳列されております。“そりゃキャメロンもやって来るわな”って感じでしょうか。どこもかしこも「見るだけ」というプライス・タグには驚きます。Water Works、Cynthia Rowley、Vin Baker..............う〜ん、思わず唸りたくなります。一応ここで目を肥やしておいて、「買物はNordstormで！」というパターンになりがちなのですが(笑)。でもこのNordstormを馬鹿にしちゃいけませんよ。他のデパートに較べれば遙かに洗練されておりますから。続いては、このRoberston Blvd.がお気に召した方にはMontana Ave.などはいかかでしょうか？　こちらはSanta Monicaの海岸より、ちょい引いたあたりにあるちょっとしたショッピング・ストリートです。清楚な雰囲気が漂うあたりは脂ぎったRodeo Driveとはまた別の高級感を醸し出しております。特に地元のアーティストがデザインしたアクセサリーを扱うMoon Danceはお勧めのショップ。洗練されたセンスが感じられます。そしてOnly Heartsは店名から想像出来るように全ての商品がハートに関連付けされております。と、今話が出たRodeo Driveにつては私のような無粋な者よりも皆さんの方がと〜っても詳しいと思いますのでここでは割愛させて頂くとしますが、GUCCI、CHANEL、LOUIS VUITTONなどにご用のある方に特にお勧めするのはTiffanyがあるビルの地下にあるパーキングです。Rodeo Driveに行っていつも困るのがクルマをどうするか？　なのですが、ここは何と申しましてもバレー・パーキング。映画『 プリティー・ウーマン』を気取ってブランド品を買い過ぎてしまった淑女の目の前までバレー・ボーイが車を持ってきてくれます。ここなら買い物をしなくてもフリーで１時間（多分）迄は利用出来ますし、運が良ければ一人で何十足もGUCCIの靴を抱えこんだ本物のビバリー婦人を目にすることが出来ます(笑)。

れから皆様の御用達店であろうDuty Free ShopはこのRodeo Driveにもありますが、売場面積、商品の取り揃えという点から考えますと、やはりLittle Tokyoにある方が数段上ですので出来ればそちらを利用したいものです。あの付近には日本人に優しい(笑)お店が多く並んでおりますので、一度行かれるのもよろしいかと思います。なお空港にあるDuty Free Shopは問題外ですから要注意しましょう。欲しいものは予め購入しておき、帰国便の搭乗口で受け取ることをお勧めします。成田で先に購入してしまうというのも一つの手ではありますが。