1. Child's Anthem
2. Girl Goodbye
3. English Eyes
4. A Million Miles Away
5. Luke'S Solo
6. Gift With A Golden Gun
7. Afraid Of Love
8. Goodbye Elenore
9. I'll Supply The Love
10. Hold The Line
11. Runaway
実際のセットリストは?
(注4) 欧州ツアーでのセット・リストを発見しまして
Toto: Live In Milano 1982
Italy, Milano, Vigorelli Stadium September 16th, 1982
1. Child's Anthem
2. Girl Goodbye
3. English Eyes
4. A Million Miles Away
5. Luke'S Solo
6. Gift With A Golden Gun
7. Good For You
8. Africa
9. Solo Paich
10. Hydra
11. 99
12. Make Believe
13. Rosanna
14. Afraid Of Love
15. Goodbye Eleanor
16. I'll Supply The Love
17. Hold The Line
18. Runaway
まず日本人アーティストであるチャーの『U.S.J』(注5)があります。これは元々はTOTOのレコーディングとしてスタジオを押さえていたところ、何らかの理由でそのセッションがキャンセルされてしまった所を、TOTO側でそれをなんとか有効活用させようとし、結果ルカサー(又は所属事務所)がそれを利用して誰かをプロデュースしようと考え、白羽の矢を立てられたのがチャーだったようです。
何故、ルカサーが日本人であるチャーに目を付けたのかは、その理由がはっきりとしないのですが、一部では1980年10月にロサンゼルスの市政200周年の行事イベントにチャーがJohnny, Louis & Charとして出演したのがきっかけなどとされていますが、真偽の所は不明です。先のルカサーのインタビューでこの『U.S.J』にも触れているので引用させて頂きます。
次に、"ポニ・キャニ3部作(注6)" の一角を締める『尾崎亜美 / Hot Baby』(注7)。日本人ものとしてはかなり良好な仕上がりになっているアルバムで、ジェフの素晴らしい演奏を堪能することができます。なお、そのセッション時のジェフの印象について尾崎亜美がドラム・マガジン誌で語っているので引用させていただきます。
もうひとつ、私としてはこの年のベスト・セッションとも言えるのがピーター・フランプトンの『Breaking All The Rules』(注8)です。ジェフはスティーブ・ルカサーと共に揃って参加しています。このセッションが他のセッションと毛色が違うと感じるのは、それが恐らくフランプトンの意向であったのでしょうが、セッションの枠を越えたあたかも一つのロック・ユニットとして録音が行われたことだと思います。以下再びアドリブ誌に掲載されたルカサーのインタビューを紹介します。
「ジェフと僕でピーター・フランプトンのアルバム1枚全部をやったところなんだ。ピーターは凄いよ。最近やった企画の中ではすごく楽しかったものの一つだね。
A&M社のサウンド・ステージでライブ録音したんだ。ギター・サウンドはデッカくて、ドラムなんてレッド・ツェッペリンのドラムみたいに聞こえるんだ。偶然なんだけどさ、TOTOのファースト・コンサートっていうのは、ハワイでピーターのオープニングやった時だったんだからね (注8)」。