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column2_ Forest Lawn Memorial Park

私は今回の取材で初めてここを訪れたわけですが、生憎ここに着いたのが夕方の5時を過ぎており、フラワ一ショップ(*注1)は既に閉じておりました。基本的にMemorial Parkは午前8時〜午後6時迄自由に出入りする事が出来ますが、エントランスの横にあるフラワ一ショップは午後5時迄の営業となっており、ジェフに捧げる花束を買うことが出来ませんした。最っともこの花束については墓石......墓石っていう呼び方が正しいのかどうか分かりまんが......に誰かが供えた花束が飾られているのを目にするまで全く頭の中にありませんでした。失礼な話しかもしれませんが、それ程までに極度の興奮と緊張の中にあったというわけでして。捧げてあったその花束もまだ花弁が綺麗に残っておりましたので何方かが訪れてからそう日数は経っていない感じでした。

(*注1)The Flower Shop in Forest Lawn
Offhice:(800)204-3131
ショップ内にはトイレがあります。回りには何もないところなので出発前にはお忘れなく。なおここは葬儀等を行う方達の控え室も兼ねているようなので、くれぐれも騒がないようにしましょう。

gravestone

 実際にお墓を目の前にして感じたことは「やっと会えた〜」という思いです。どうなんでしょう? 他の方は方はどんな思いでこの前に立たれるのでしょうか? 私の中ではまさにこの「一言」が自分の気持ちを代弁しくれました。しばらく時を忘れてその場に立ち続けていると、いろいろな想いが頭の中をよぎり始め......そういったことを言葉にするのはとても難しいものですね......でも言葉はなくてもこの頁を読んで頂いてる方なら皆さん同じ気持ちだと思います。感動というか感傷というか......しかし「ジェフは今はこの場所で安らかに眠っているんだ」と思うと妙にすがすがしい気分になって来ました。こんな気分になれたのはカリフォルニアの青い空と、このMemorial Parkの素晴らしい環境のせいではなかったかと思います。文章がヘタっぴで上手く自分の気持ちを表現出来ていませんが、何とか理解してやって下さいませ。

 回りをさらりと散策した後、夕闇が迫ったのをいいことに記念写真を撮ってやろうと思いシャッターを押した瞬間でした、「ジ〜ッ」という音と共にフィルムの巻き取られる音が......。しぇ〜、間抜けでした......予備のフィルを持っていなかったのです! はぁ〜 けれどもこれはジェフの「また来いよ」というお告げと思うことにしまして、翌々日またここに来ることにしたのでした。
 二回目に訪れたのは早朝で、一昨日の夕刻とはまた違い、朝の雫がまだ残るこの時間帯は別の雰囲気がありましたね。今回はフラワーショップでしっかり花束を購入してからあの丘を登りました。脇を見ると実際の葬儀が執り行われた後らしく棺桶を納めているシーンに出くわしてしまい、何やら観光気分でここを訪れた自分にえらく後ろめたさを感じてしまいました......。ジェフの葬儀が執り行われた日は数百の人に昇る人たちがここにやって来たわけですから、この辺りは人と車でさぞごったがえしたことだろうな〜と。なおジェフの葬儀の様子は『Historicak View』でさらにレポートするのでそちらも参考にして下さい。

   gravestone2


こうして今回の取材旅行の第一目的を果たしたことでやっと肩の荷が降りたのか、ほっとした気分になったというのが正直なところでしょうか。誰に頼まれたわけでもないのですが自分の仕事を一つやり遂げたといか......大げさかもしれませんが。そんな感じです。それともう一つ付け加えるとジェフの墓石だけはひときわ立派でしたよ。こういうことは比較したりしちゃいけないんでしょうが、場所も一等地という感じでしたしね。次回ロサンゼルスを訪れる際にはまたここに来ることを約束してこの地を離れました。

■追っかけ情報■
 2000年の秋、ロサンゼルスを訪れる機会がありましたので、再びお墓参りに行ってまいりました。この時はジェフのお墓の隣のブロックで大がかりな工事をしており、何とも騒がしい状態でした。相変わらずジェフのお墓はそこにあり......当たり前ですが.....秋風を受けて気持ち良さげでしたね。私も毎年ここに来れるわけではありませんので、2001年以降Forest Lawnを訪れた方がおりましたら、レポートをぜひお寄せ下さいませ。お待ちしております。

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