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私は再びネット検索の旅に出た。
検索すべきはSD970R、SD970A、SD970RC等。
さらにもサイズ違いの965や955等も検索した。
ヒットするのは大抵楽器屋の中古だ。
そこで同様の厚みのシェルが存在しないか虱潰しに調べたのだ。
掲載写真で確認出来ない場合はショップに問い合わせてエッジ部の写真を送ってもらった。
(お店の皆さん、丁寧にご対応いただいて有り難うございました。
スミマセンですが、買う気は毛頭ございませんです。この場にてお詫び申し上げます)
しかし、どれもこれも薄い方のシェルだった。

謎だ!

誰が頼んだか分からないが、明らかに特注品だと思われる謎のスネア。
一体誰がどうして作らせたものなのか?
YAMAHAの試作品なのか?
考えたって分からないし、悩んでもしょうがない。
しかし、見た目だけとはいえ、写真と同じスネアがここにあるのも事実。
まさかこれはジェフの…


ヘッドは80年代のモノに張り替えて撮影してあります。ぜひ詳細までをご覧ください。

Toshi 「ヤマハさん、このスネアは私の所有している970Rと異なる点が2点あります。一つは、ストレイナーのバット側、もう一つはシェルの厚みです。このスネアの仕様はいつの年代のラインナップなのですか?」
YAMAHA 「Toshiさん、珍しい物をお持ちですね。この仕様はヤマハのラインナップにはありません。昔、海外のドラマーのエンドースメントを獲得すべく、機材を提供したことがあるのですが、その時にこの仕様で製作するよう言われたのです。当時はどうしてもそのドラマーさんとの契約を獲得したく、言われるがままに製作・提供したのですが、結局は気に入ってもらえなかったようです。
不要となった機材は弊社が日本へ持ち帰り、国内のドラマーさんへ提供したのですが、売却されたのでしょうね。まさか、それがここにあるとは思いませんでした」
Toshi 「それはいつ頃のお話ですか?」
YAMAHA 「そうですね…、1980年頃だったと思います」
Toshi 「その方はアメリカのドラマーさんではありませんか?」
YAMAHA 「そうです、そうです、ジェフ・ポーカロさんといって、今は亡くなられているのですが、TOTOというバンドの最初のドラマーさんです。ご存知ですか?
えらい神経質な方で、キレイに塗装してあるエッジをわざわざ擦って剥がしたりしていました。エッジはこうでないとダメなんだ、とかなんとか仰っておられました」
Toshi 「!!!!!!!!!!」


ハッと目が覚めた。
これは夢だったのか。
(注:全て私の妄想です。あしからず)
ジェフのスネアだったのか?
いやいやいやいや、それはないだろう。
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