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先ずは謎のスネアのテンションボルトを外してみる。
ボルトはフランジの形状から判断してヤマハの物に間違いないようだ。
スネア・サイドに切れ込み樹脂の高級ボルトが4本、ノーマルが6本、
バターサイドには切れ込み樹脂ボルトが6本、ノーマルが4本。
恐らく、バターサイドに切れ込み樹脂ボルトを用いているのだと思われる。
もしかするとヘッド交換などで、入れ混じった可能性と考えられる。
しかし、上下でボルトが異なるとは、さすがヤマハ、凝ってます。

(注1) 謎のスネアのテンションボルトを外してみる。







対してマイ・スネアのボルトは全てノーマル。
切削を思わせる(実際は分かりませんが)フランジ形状のヤマハ・ボルト。
因みに、両者とも長さは同じ。

(注2) マイ・スネアのボルトは全てノーマル。



マイ970Rのバッヂは9000Aを思わせるカラー
謎の970Rのバッヂはまさしく9000Rのカラー
いずれも彫刻タイプのバッヂ。

(注3) 謎の970Rのバッヂはまさしく9000Rのカラー



因みに、この状態での重量は、
マイ・スネア : 2.48kg
謎のスネア : 3.15kg

謎のスネアはストレイナーバット側の部品点数が少ないにも関わらず、重い。
これだけ厚みが異なるのだから当たり前だろう。

(注4) SD-970Rのストレイナーのバット側にはスナッピーを調整するノブが付いているが (注5) ジェフのスネアの同一の仕様のように思われるストレイナーが取り付けられている



ラグを1つ外してみたが、両者全く同じ。MADE IN JAPANの刻印までも。
但し、シェルが厚い分ビスが長いのがジェフ仕様(写真右側)。

(注6) シェルが厚い分ビスが長いのがジェフ仕様



ハトメを内側から見ると、巻き返し部分がビミョーに異なる。

(注7) マイ・スネアのハトメ (注8) ジェフ仕様のハトメ


お〜っと、天下のヤマハが組み込みミス。
スプリングワッシャを入れる位置が違います。
因みに、マイ970Rの方です。

(注9) スプリング・ワッシャを入れる位置が違います。


謎のスネアのエッジはシェルが厚いので、ザックリ削られている印象でしたが、
塗装が剥がされているだけのようでした。
60°/R3エッジと思われます。

スネアベッドもちゃんとしていました。
マイ・スネア:2.5mm
謎のスネア:2.7mm
謎のスネアの方がちょっと深いです、が、塗装が剥がされている分の差かもしれません。

細部を見ても違いはこれ位で残りの部分は同じ仕様です。
欄外のマヌケな脚注は管理人@Jeff's Worldによるものです。
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