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仕事をさっさと切り上げ(部長、ゴメンなさい)、帰宅する。
何故なら、今日はあのスネアが届いているはずだからだ。

あった!ダンボール!
早速開封してみる。
黒光りがまぶしい!
ついに手に入れたのだ、ジェフっぽい謎スネア!

あらためて、じっくりと眺めてみる。

ヘッドはYAMAHAの純正が両面に張られていた。
YAMAHAの純正ヘッドはREMOのOEMだが、これはやはりREMOのロゴが入ったものに換えるべきだろう。
ジェフのタムのヘッドにはREMOのマークがハッキリと分かる。
余計なマークも入っているが、これは追いかける手段がない。
また、昔の小さなロゴのヘッドも現在は入手は不可能なのだ。
スネアにもREMOが張られていると考えるのが妥当だろう。
なんせスネアに張られたヘッドのロゴは、ミュートで隠れて見えないのだ。

そしてヘッドを外した私は再び驚いた。
驚いたなんてものではなかった。
明らかに、そう、明らかにシェルの厚みが違う、厚い、圧倒的に厚いのだ。
パッと見た瞬間にも倍はあろうかというシェル厚(当社比)。
「むむむ〜」
何故こうも違うのかは分からない。
しかし、違うのだ、私の970Rとは違うのだ。

(注1) 明らかにシェルの厚みが違う


しかも、エッジの塗装が剥がされている。
なんの為に?
塗装を剥がしたというより、エッジを再形成したかのように非常に滑らかな仕上がりなのだ。
うむ、確かにあのエッジの塗装はいかがなものかと思ったことはある。
塗装ムラがあるというか、そもそもあのエッジの塗装は剥がれやすく、ちょっと削ってみたくもなったりしたことがあった。
しかし、エッジの黒塗装こそが「R」の証。
これはそのまま我慢している。

考えていても何も始まらないので、基本に戻って実測をしてみる。
まずは私の970R。
ヘッドを外すと、ほらやっぱりこんなに薄いじゃない、シェルが。
ノギスで測定すると約6mm。
そして、謎スネアは…

なんと約11.5mm!
ノギスをもって測定し、「約」とはなんとも怠慢と思われよう。
ならば申し上げよう。
マイスネア 970R、 5.7mm、5.9mm、6.0mm、6.1mm(4箇所測定)
謎のスネア 970R、11.4mm、11.5mm、11.45mm(3箇所測定)
これでどうだ。
こう見えてもちゃんと測っているのだ。

(注2) マイスネアは5.5mmシェルに塗膜が0.5mm程度 (注3) 謎のスネアは11mmシェルに塗膜が0.5mm程度

恐らく、マイスネアは5.5mmシェルに塗膜が0.5mm程度、
謎のスネアは11mmシェルにやはり塗膜が0.5mm程度と考えられる。

ならば、この謎のスネアの正体を探るべく、徹底解析だ!
欄外のマヌケな脚注は管理人@Jeff's Worldによるものです。
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