DR-110(カタログ 1993 Vol.1 1993年6月)
  はやくも、ジョイント・アセンブリーの変更。
DR-500(カタログ 1997 Vol.1 1997年4月)
  現在の形、スクェアー・バーはスチール・レッグへ自由な高さで接続可能。
  スチール・レッグにはフロア・バー装着。
DR-503、501、501E(カタログ 2004 Vol.1 2004年5月)
カーブドスクェア・バーを追加(カタログ 2007 Vol.1 2007年4月)
  パイプクランプに、ギアシステムを装備したPCX-200追加。 

  
  
    かくして、創造物“ドラム・ラック”は、人々の知れるところとなった。
    そして、幾多もの形に分かれ、今も歩み続けている。
    しかし、まず、彼、ジェフ・ポカーロとパールが創造したものは、正四角形から始まった。
    世界広しといえども、正四角形のバーは彼固有のもの。
    正四角形、それは、今もなお、脈々と続く、彼の意志。

    ジェフとパール、その中でも“ドラム・ラック”は、私にとっては格別な思い入れのあるもの。
    “ドラム・ラック”、それは、ジェフと私が同じものを共有できた、一つの“架け橋”だったのかも・・・。

    ほどなく、あの声、あの囁きは、いつとも知れずなくなりました。



 1992年8月5日、ジェフの突然の死で、私に多くのものが残されました。目の前にジェフの叩いたCDの数々…"運命の日"にもらったジェフのサイン…
 心の中には、もう一度観たい、もう一度会いたい、一緒に写真を撮っておけば、あの時、スティックをくださいと言っておけば、ゲネプロ2日目も行っとけば良かった・・・等々。 それはそれは、多くの、悲しみと、悔しさと、後悔。
 とりわけ、楽器店勤務と当時の環境から、ジェフ&パールの図式は青春の1ページ!(笑) ジェフを追いかけ、ドラム好きも相まって、ジェフの使用した楽器を追いかける日々。なので、特にジェフの楽器に関する大量の難問疑問は消化不良のまま、心の奥底へ・・・。
 しかし、ジェフモノに対する物欲は、Bradyを手に入れDR-1Bにセッティングした時、私の思う最終型の再現で終わったように思います。ですが、心の中は・・・難問・疑問は迷宮入り? と半ば? いや、ほぼあきらめ、心の中を覗かないようにしてきました。
 中には、時間をかけることで消化? 昇華(諦めざるを得ないもの含む)されたものもありますが、いまだに、生々しく、生焼け状態でくすぶりながら煙の出ているもの、焼け焦げていても形の分かるもの、炭や灰になってもかろうじて形を成してるもの、色も抜けてしまいモノトーンな輪郭だけもの、紙切れのようなもの、いろんな形で心の中空をあちこち彷徨いながら浮遊してました。
 ですが、この先、ジェフ本人に聞くことはできないし、新たなインタビューで語られることもない、かといって、誰かに聞くことなんてできるはずもない・・・。
 が、今回は、ついに、その破片を、このラックのテキストを書き綴りながら、過去の知識や会話、あることないことを総動員し、頭の中でパズルのように貼り合わせ、結びつけ、よっさんフィルター…私的なキーワード付きフィルターを情報という大河の流れにセットし、すべての情報は拾いきれないながらも、長年、フィルターにひっか掛った数々の集積されたヒントのこと…を駆使し、無理から? 数々の解答を導き、新たな再編に成功。結果、ここに、心の中のジェフは、私なりの完成形になり、思いを遂げることになりました。そして、完成されたジェフは、完全に時の翼に乗って、私から旅立ってしまったようです。
 ジェフを追いかけ30年、頭の中は空っぽ? いや、スカーッと晴れわたった青空になりました!(笑)
 今、思い返すと、楽器を買い漁ったり、CD買いまくったり、テキスト書き続けたり、カバーバンドや出張(?)してまでドラム叩いてきた等々、すべては、私なりの“突然の出来事”にケジメをつけようとする行動だったように思います。やっと、ジェフに対する、人生のケリはつきました。

 そんな私だけの自問自答な空間に、久々、ジェフが居てくれた気がします。「これが、最後の答え合わせ、すべて終わらせようぜ!」とでも言わんばかり、傍らで一部始終を黙って見守るジェフが・・・。

 これからは、“Jeff Like”な自分、ジェフを追いかけるのではなく、ある方との対話でいただいた、“Jeff Oriented”な人生を歩んで行きたいと思います。

 ここに、1982年5月4日から始まった、私の長い長いジェフの旅は、すべて終わりました。

 さて、ほどなく行方知らずとなってしまった、あの声の正体はなんだったのでしょうか。少々鬱陶しいかった時もありましたが、すっかり消えてしまった今となっては懐かしさだけが残っています。そんな神様の姿は私の頭にしか残っていませんが、ここまでお付き合いいただいた皆さんにそっとお見せします…あくまでも、私のイメージなので、皆さんのイメージを壊したくないってのもありますが(笑)





 巻末のミニコラムに続きます・・・


■口 抜け殻状態の私。(苦笑) パールカタログを眺めるものの、熱い想いも購買意欲もないあの頃。
DR-110のジョイント・アッセンブリーが、早くも変更になった事ぐらいは、見て認識した程度。だからどうだという考えすら無いありさま。
 ドラムは、4プライメイプルのレインホースメント付きが新たなラインナップに加わるも、"そんなのが出たんだ"程度。


■口 なんと、レッグが、あの違和感を感じたフロア・バーに・・・。
絶句でした。(苦笑)
この頃の興味は、もっぱらdwでした。



■口 カーブドスクェア・バー、パイプクランプ、ラックジョイントが新発売になり、まだまだ、進化を続けるラックですが、私の興味は失せてしまったまま・・・。(苦笑)
 アダプターは、ユニバーサルクランプも新発売されてますねぇー。
ドラムは、マスターズがラインナップに加わり、新たな潮流となるコンポジットシェルが発表に!さらに、カーボンプライも発売。そして、マスターキャストフープ(ダイキャストフープ)も、ドラムキットへの導入が始まってますね。私は、Bradyにのめり込んでましたけど!(苦笑)
 パールのフローティングシステムI.S.S.にイマイチ不安を感じていましたが、今回O.P.S.S.オプティマウントシステムに変更。このシステム、いまだに触ったことがないので何も書けませんです。
■口 カーブドスクェア・バー、パイプクランプ、ラックジョイントが新発売になり、まだまだ、進化を続けるラックですが、私の興味は失せてしまったまま・・・。(苦笑) アダプターは、ユニバーサルクランプも新発売されてますねぇー。
 ドラムは、マスターズがラインナップに加わり、新たな潮流となるコンポジットシェルが発表に!さらに、カーボンプライも発売。そして、マスターキャストフープ(ダイキャストフープ)も、ドラムキットへの導入が始まってますね。私は、Bradyにのめり込んでましたけど!(苦笑)


■口 ラックに関しては、特に、特筆するもないです。
ドラムは、マスターズから始まったコンポジットシェルを、キット全体に反映させたリファレンスが発売に!




 
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