World Tour
Boz Scaggs_1976_U.S.

Place :
Saturday Night Show

Boz Scaggs :

Boz Scaggs : vocal, guitar
Jeff Porcaro : drums
Steve Porcaro : keyboards
David Hungate : bass
unknown : guitar
unknown : drums
unknown : percussion
unknown : electric piano
unknown : horn section
unknow : backing vocals


1. Lowdown
2. What Can I Say


name Email Address date

Jeff's World

jeffs-world@pos.to

2001.02.17


  アルバム『Silk Degrees』からのサード・シングル"Lowdown"が大ヒットとなっていた1976年9月25日、ボズ・スキャッグスは米人気TV番組『サタデー・ナイト・ライブ』にゲスト出演しました。この日の演奏は先の"Low down"とセカンド・シングルであった"What Can I Say"の二曲でした。我々ジェフ・マニアが気になるのはそのラインナップなのですが、ご期待通りバック・バンドの一員としてジェフもしっかり出演しております。私自身このTV番組に関する知識が全くないため殆ど当て推量になってしまうのですが、基本的にこの番組に出演するゲストはこの『Saturday Night Live』付きのハウス・バンドをバックに従えて持ち歌を披露するようなのですが、この日は"Low Down"を意識してのことなのか、ドラムをツインとするべく、ジェフの競演と相成ったのでしょうか? 加えて一瞬ではありますがシンセ群を操るスティーヴ・ポーカロも画面を横切ります。
 というわけでこの日のバンド構成はツイン・ドラム、ギター、ベース、ツイン・キーボード、3人の女性コーラス、ホーン・セクション、加えてボズ・スキャッグスと、まぁかなりの大人数なわけで。もしかしたらホーン・セクションあたりもボズ・スキャッグス自身のバック・バンドから引き連れて来たのかもしれませんね。演奏内容は基本的にこちらの日の演奏とさして違いはありませんが、"Lowdown"で16分でリズムを刻むのはハウス・バンドのドラマーが担当しており、その辺を比較して聞いてみるのも面白いです。どちらの場合もギターソロは非常に貧相なので、もしかしたら同じ人物? と、疑いたくなってしまいます。2曲目の"What Can I Say"でもボズ・スキャッグスの歌は冴え渡っています。単純にカッコイイです。そしてまだ威風堂々という感じではなくて若々しさが前面に突き出ている感じで若い!......といってもそんな歳でもないでしょうが、昇龍といった感じですね。
 肝心なことをまだ書いておりませんでした。ジェフは例によってベストを着ておりまして、使用しているドラム・セットは恐らくラディック社製と思われる、ブルーメタリックのものを使用しております。それらの細部に渡る仕様は残念ながら私には解析不能であります。


おまけにギャラリーを設けてましたーー→非常に重いです。

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