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 本編に進む前に ... 『Turn Back Sessions Video』に関連するアウトテイクはちらほらと見かけますので、ちょっと紹介しつつ、うだうだしたお話を。
(注1) ヤマハのセット写真です
まずは、1982年のTOTO来日公演パンフに掲載されたヤマハのセット写真です(注1)。まぁ、これを何回見ても痺れちゃうんですよね。わ〜、きゃ〜、カッコイイ〜 お〜 本当に美しい! <--- 何かの病気ですね、この発言は。お恥ずかしい(^^;
(注2) ジェフは頭にバンダナを巻いているますが
この写真のジェフは頭にバンダナを巻いていますが(注2)、ビデオの中ではこのようなバンダナ姿は映りません。
(注3) こちらでもバンダナを巻いてます
こちらでもバンダナを巻いてます(注3)。ルカサーが抱えているのが Moon製のストラトキャスターであることから "Live For Today" の演奏?
(注4) そのバンダナは実はこんなところにありました
オフィシャルの最終テイクではいずれの曲でもバンダナを外しているわけですが、そのバンダナはこんなところにありました(注4)。そうですドラム・セットのハイハット・スタンドに巻き付けられているのです。(注1) の画像でも見ることができますね。
 と、紹介しましたが、他にもいろいろあるのですが、時間がないので割愛します(爆) 後日、追加するつもりです(?)
 さて、ここで私が常々考えている疑問 ... それは「収録されたのは本当にこの2曲だけだったのか?」。 その解答のヒントがこれらの3枚のアウトテイク・フォトに隠されています。
 まずこのスティーブ・ルカサーがレスポールを抱える写真です(注5)。"Goodbye Elenore"、"Live For Today" のどちら曲でも勿論レスポールの登場はありません。しかし、こうして実際に抱えているだけではなく、この全景を捕らえた写真(注6) や、
(注6) この全景を捕らえた写真
 こちらのモノクロ写真では(注7) 実際に曲を演奏しているように見受けられます。もちろんプロモの撮影だけではなく、販促用のスチール写真の撮影をも兼ねていたわけでしょうから、こうして他曲の演奏をしたとしても不思議はないでしょう。コレは単なる私の妄想に過ぎないわけで(^^;
(注7) こちらのモノクロ写真では
 ただもうちょっと突っ込んで妄想をして、実際には "Goodbye Elenore"、"Live For Today" の2曲を含めて数曲の撮影がなされており、最終的に曲を決める段階で幻の曲が振り落とされたっていうことだったら楽しいんですが。そしてその仮収録された曲がラフな状態の未編集カットとして何処かに保存されている〜 とかだったらね〜(^^; あと10年位したら「TOTOの未公開ビデオ、発見される!」とかニュースになったりして。
 それと、ここにもう一つキーポイントがあります。というのは写真(注6)、写真(注7) のそれぞれでジェフのバス・ドラムのフロントヘッドにはターン・バック・ロゴが装着されている点です。私はスチール写真等を見るときにバス・ドラムのヘッドの状態から、それがリハーサルだったのか、本気モードの演奏だったのかの区別の指標にしているのですが。私の思い込みからすれば少なくてもこのような状態にバス・ドラムがあるということはマジ・モードの時にスティーブ・ルカサーはレスポールを抱えて何がしかの演奏をしたという風に思えてならないのです。
 じゃ、更に妄想を広げて、実際に演奏されていたかもしれない曲を想像してみようじゃないですか。このビデオが撮影をされたのは当然アルバム『ターン・バック』の録音直後であるわけで、撮影時に使用した楽器は、アルバムのレコーディング時ものと同じ楽器を使用している可能性が大ですよね。それが証拠にルカサーは当時受けたインタビューでそれぞれの曲について「"Goodbye Elenore" ではシェクターのストラトで、ちょっとしたトリックのためにワング・バーも使ったよ」、「"Live For Today" は、全部赤いシェクター・ストラトでやった」という風に答えており、そこから考えて、もし他の曲を演奏しているとしてもその場合はやはり実際のレコーディングで使用した楽器を使った可能性がかなり高いわけです。
 それらを踏まえて! 『ターン・バック』でレスポールを使って録音された曲は "English Eyes"、"A Million Miles Away"、"I Think I Could Stand You Forever" の3曲なのですが、"I Think I Could Stand You Forever" はアコースティック・ギターをフューチャーしているし、リードボーカルがスティーブ・ルカサーということを考えるとこれはあり得ないでしょうし、"English Eyes" ではソロこそはレスポールですが、実際のバッキングはテレキャスターを使っている...これらを考えると、ここは素直に考えて幻の曲は "A Million Miles Away" だったと考えるのが自然ではないでしょうか? このジェフの感じが "A Million Miles Away" を叩いているっぽいじゃないですか (爆) ボビーがヴォーカルを取っていることだし。というわけで、またまた凄い妄想してしまいました。このテキストは忘れて下さい(爆)

 では、お次は私が所持している長尺版のビデオのシーケンスに沿ってだらだらと ... 行きます。
(注5)スティーブ・ルカサーがレスポールを抱える写真です
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