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Music: David Foster, Jay Graydon, Stephen Kipner
Lead Vocal: Jay Graydon
Guitars: Jay Graydon, Ray Parker. Jr.
Keyboards: David Foster
Bass: David Hungate
Drums: Jeff Porcaro
Backing Vocals: Tommy Funderburk
Horn Arrenge: Jerry Hey
Trumpet and French Horn: Jerry Hey
Trumpet: Gary Grant and Steve Madaio

 邦題は『貴方には何も出来ない 』... "愛の前ではなす術もない" と、思いっ切りおしゃってますが、確かに。

 ご存知のようにマンハッタン・トランスファーが取り上げた名曲を作者がリメイク。なんて思ってたんですが、実際はエアプレイの為に書き下ろされた曲であり、曲のレコーディングもエアプレイの方が先に完了していたようです。んが、もたもたしている間に同時期にジェイがプロデュースをしていたマンハッタン・トランスファーが同曲を録音・リリースをしてしまい、大ヒットすることに(^_^; 『Extensions』(注12)のリリースは1979年10月頃ですね。アレンジもほぼまんま同じで、マン・トラ版はホーン・パートをシンセやコーラス・ハーモニーに置き換えて演奏されており、全体的にほんわかムードです。全く同じアレンジで出すことに躊躇ったのか、ジェイはグレッグ・マシソンと共にアレンジを考え、実際のホーン・セクションは使わずにシンセを使ったアレンジを施しました。ただエアプレイ版のどアタマのフレーズ "じゃららら、じゃらららららん" の豪勢なブラス・サウンドを聞いてしまうと、マン・トラ版の同シンセ・フレーズには物足りなさというか、迫力さに欠けてしまいますよね。それとマン・トラ版にはジェイ・グレイドンのトリッキーかつアグレッシブなギターソロがない! このギター・ソロがあるのとないとじゃかなり印象が変わって来ますよ。やっぱりヌメヌメなヤツは必須ですね。

 レイ・パーカー Jr. がバッキング・ギターで参加しているようですが、それってもしかしてサビのところで "ダカダ・ダカダ・ダカダ・ダカダ・ダカダ" って弾いてるフレーズのことでしょうか? う〜ん、だとしたら何たる贅沢、かつ美味しい仕事! と〜な・る・と、"ザッ・ザッ・ザッ・ザッ・ザッ“ とリズムを刻むのはジェイ・グレイドン? これもダブル・トラッキングされているように聞こえますね。

 ジェフはお得意の3連シャッフル・ビートでプレイ。スネアーでゴースト入れてますか? 面白いのはマン・トラ版でもジェフがプレイしているわけですが、エアプレイ版よりも、マン・トラ版の方が跳ねたっぽい演奏してるんですね。


(注12) Manhattan Transfer /Extensions
 この曲を聴くと思い浮かぶのが"竹内まりあ/Morning Glowry"(注13)。ピアノとギターがユニゾンでシャッフル・ビートを刻み、それにジェフのゴーストを絡ませるといういつものアレなわけですが、同時期、同スタジオで録音したからというわけでもないと思いますが、個人的に似たイメージが浮かんで来ます。

 上記でも書きましたが、何故かCDになってから1分57秒辺りで、テープがよじれたように音が潰れてたのですが、今度のリマスター音源になってこれは修正されてます。

 しかし、これだけカッコイイと唸るしかないですね〜、ホーン・アレンジが滅茶好きです。
(注13) 竹内まりあ / Morning Glowry/
前述のアルバム『Miss M』に収録
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