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(注3) ハンドルらしきものが見当たらないのだ。
管理人さんから提供された写真を見ながらどれを落とすべきか見定める。資本と根気の勝負だ。そこでふと気が付いた。一般的にこの時代のバス・ドラムのテンション・ボルトはT型のハンドルが付いており(注1)、チューニング・キーがなくてもボルトを回すことができる。しかし、チューニングによってはハンドルの向きがバラバラになり、あまり見た目が良いとは言えない(注2)。ハンドルを円周に沿って揃えることもできるが、チューニングは無視しなければならない。

写真を見るとジェフのバス・ドラムは非常にスッキリしている。
ハンドルらしきものが見当たらないのだ(注3)
うむ、ひょっとすると、全てのボルトを角頭ボルトに変更しているのかもしれない(注4)
ハンドルが付いていないので、回すにはチューニング・キーが必要だが、
最近のドラムの上位機種はそういうものが多い。
なるほど、これならボルトの回転数を気にせずチューニングすることができる。
やるじゃないかジェフ。
まあ、ジェフがしたのかヤマハがしたことなのかは分からないが、
ジェフは見た目にもこだわっていた、という方が話としては美しい。
そういう事にしようじゃないか。

 と、早速バス・ドラム用の角頭テンション・ボルトを発注する。これは現行品でいいよね。初期のYD-9000のテンション・ボルトは、ボルトに切れ込みがあり、そこに樹脂が流し込まれていて、その樹脂が緩み止めの役割を果たす。ヘッドの交換などは面倒だが、ボルトは緩みにくい。しかし、現在はヤマハもそのパーツの供給を終了しており、機会が有ったら変えてもよいが、当面は現行パーツとする。

それからJWの記事にもある水色のバンダナ。ハイハット・スタンドに巻きつけてあるバンダナだ(注5)。 これはなんとしても用意しなければならないマスト・アイテムだ。私はすぐに家を飛び出した。バンダナは心当たりがあったのだ。       

(注1) 一般的にこの時代のバス・ドラムのテンション・ボルトはT型のハンドルが付いており
 
(注2) チューニングによってはハンドルの向きがバラバラになり、あまり見た目が良いとは言えない
(注4) 角頭ボルトに変更しているのかもしれない
(注5) ハイハット・スタンドに巻きつけてあるバンダナだ。

「100均」

100円ショップでよく見かけたはずなのである。
バンダナはそこにあった。
水色のバンダナが。
実際のジェフのバンダナとは異なるだろうが、本物は分からない。
JWパワーをもってしても特定することは不可能だ。
いいではないか、100均で。
私は105円払って店を出た。
試しにハイハット・スタンドに巻きつけてみると、なんとなくそれっぽい。
ジェフっぽいではないか。
105円で得られる幸せ(注6)
105円の夢を売る店、それが100均なのだ。
黄色いタオルも用意。
着々と準備は進む!  『プロジェクト、ターン・バック!』
(注6) 105円で得られる幸せ。
 
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