home Jeff Mania
運命の出会い、TOTOリハーサル潜入記
それは一本の電話から始まりました


 1982年当時、私はある楽器店に勤めていたのですが、パールの営業担当の方とはとても気が合い懇意にさせていただいておりました。そんなある日ことでした。
「今度TOTOがワールド・ツアーのリハーサルを日本でするんだけど、ドラムのジェフ・ポーカロはパールとモニター契約したばかりでね、いろいろと問題があるといけないから本社から海外アーティスト専門の担当者のY氏(注1)が来るんだけど、それに広島営業所の者(中四国は広島営業所の管轄となっていました)がY氏の到着に間に合いそうもないんですよ、もし都合がつくなら現地まで彼の送迎お願いできませんか?」と、かのパール営業氏から電話があったのです。Cozy Powell
 あの頃の私は熱烈なコージー・パウェル(注2)のファンだったのですが“まぁ有名人が見れることだし、ジェフも『Hydra』を少し聞きかじってたことだし”と、もの凄く(今思えばなんと軽薄な)軽い気持ちでOKしたのでした。ジェフ・ファンの方にはホントに申し訳けない位いい加減な気持ちでしたが。でもそんな気持ちで見に行ったにも関わらず18年を経た今でもあの日のことを鮮明に覚えているわけですから、当日私が受けた衝撃の凄まじさが計りきれないことは容易にお分りいただけますでしょう。

▼本文中の間抜けな注釈は全てJeff's World管理人によるものであり、原稿を頂いたよっさん氏のコメントではありませんので悪しからず。

(注1)Y氏
リズム&ドラム・マガジンNo.7号でこのY氏と思われる方が書いたジェフのドラム・セットのレポートが掲載されております。

(注2)コージー・パウェル
Jeff Beck Group、Rainbow等、ブリティッシュ・ロックの王道を歩んだ名ドラマー。私もジェフを知るより前にコージー・パウェルのファンでしたね〜

戻る 進む