home Jeff Mania


(注1) 奏者側からの写真。
奏者側からの写真(注1)
そこには私の目を大きく引くものがあった。
そうバス・ドラム・ペダル。
叩けば単純に音の出る太鼓。
しかし、ドラム・セットの中でこれ以上にメカニカルなものはない。
フットボードを踏むとそれに繋がれたベルト、
又はチェーンがカムを回す。
カムに固定されたビーターが回転するとともに、
カムシャフトに連結されたロッカーカムがスプリングを引っ張る。
ビーターヘッドがバス・ドラムを打ち抜くと、
引っ張られたスプリングはロッカーカムを引き戻す。
その引き戻されたロッカーカムを通じてカムシャフトが回転し、
カムとフットボードを定位置に戻すのだ。
単純なドラムという楽器とは対照的な複雑な仕組み。
ドラム・セットの歴史とはペダルの歴史と言っても過言ではないだろう。
現代のバス・ドラム・ペダルにもメーカーの思い思いのアイディアが盛り込まれている。


しかし、このペダルは一体?
この銀色のペダルはなんなのか?
しかし、その答えは簡単なのだ。
私にはバイブルがある。
困った時のジェフの教科書、JWがあるのだ。

JWによると、あのペダルはグレッチのフローティング・アクションという'60年代のヴィンテージだという。
なるほど!
ジェフはよくグレッチのセットを使っていたのは知っている。
ペダルがグレッチなのもごく自然ではないか。
それからというもの、私はグレッチのペダルを探し回った。
見つかるのか? 50年も昔のペダルが…

ところが、意外にもそのペダルはいともあっさりと見つかった。
私はときめいた。
これがジェフのペダルか!
これがあのキックを生み出しているペダルなのだ!
少々お値段は張ったが仕方がない。
これがなくては話しにならない。
ペダルがなければバス・ドラムは鳴らないのだ!
グレッチのペダルを購入し、意気揚々と持ち帰った私は早速バスドラムに取り付けてみた。

ん? これでいいのかな?
なんか違和感がある。
何かが違うような気がする。
ジェフのフットボードってこんなにゴチャゴチャしてたっけ?

私は再度検証することにした。
まずはバイブルのJW。
しかし、写真が小さ過ぎてどうなっているのか分からない。
ここでもJWの陰謀に会うのだった。

次に私はYouTubeを見た。(注2)
何度も、何度も例の箇所を繰り返し見てみた。
そしてキャプチャした画像を穴が開くほどガン見した。
んんん? 手元に残るグレッチと比較してみるとビミョーな違和感がある。
ジェフのペダルはピカピカに光って見えるのだ。
バフってるのか? メッキ?

(注3)「CAMCO! これはCAMCOだ!」

そして遂に気が付いてしまったのだ!
フットボードに書かれている文字「…MCO」
「CAMCO! これはCAMCOだ!」(注3)
グレッチではなかった!
これはカムコだったのか!
JWを素直に信じた私が馬鹿だったのか?
くそぉ〜 Jeff's Worldめ〜

ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン ダーン・・・

(注2) 次に私はYouTubeを見た。
Toto - Turn Back In The Studio
かなり有名な映像であるが、残念なことに画質がかなり汚い
私はショックを隠せなかった。
これはカムコだ。間違いなくカムコではないか!
なぜJWにはグレッチと書いてあったのか!
これも陰謀なのか!
しかし、こんな古いカムコは昔雑誌で見たことがあるという程度だ。
今でも存在するのか?
入手はできるのか?
私はグレッチのペダルを押し入れの奥深くしまい込み、今度はカムコ探しの旅に出たのであった。
欄外のマヌケな脚注は管理人@Jeff's Worldによるものです。
戻る 進む