homeWorld Tour 1973 - 1992

editor Jeff's World
更新日 :
2003.06.05

 日本初公演となった1980年のステージは初々しさの残るジェフ、ペイチ、ル力サー達が繰り広げる白熱のライブの連続だったようです。今日ではこのハイドラ・ツアーは数種類のブート音源が出回っているので、皆さんも既に耳にしたことがあると思います。

(1) Prelude は "Hyara" のイメージを発展させたようなインスト . . . 曲と言ってしまっていいのか分かりませんが未発表の曲です 。そしてジェフの刻む幻想的なビートに合わせて (2) Hydra にそのまま流れ込みます。スタジオ盤と比較して明かに違うのはルカサーが弾くサビのギター・リフ。ここでは16分ミュート・カッティングを入れてノリを出しています。この弾き方がえらく格好いいんですよね〜 そしてエンディングに向けて曲調がアップ・テンポになりルカサーのギターソロで最高に盛り上がったとろですぱっと終わります。曲の最後は全員でユニゾンのフレーズで締めるんだと思うのですが、ルカサーが引き損なっているような気が . . . 、どうでしょう? 続いてアルバム『ハイドラ』の曲順通りの (3) St.George & The Dragon。恐らくここまで聞いた所で当日会場にいた人達は完全にノックアウトされたんじゃないでしょうか? 残念なことに私はこのツアーは一度も生で見てないんですよ。もしライブに行かれた方がいっらしゃいましたら、ぜひ臨場感溢れるレポートを送って下さい。
 ペイチが (4) Mama を紹介する時に必ず "ママサン" って言うんですが、これってしゃれのつもりなんでしょうか? この頃ペイチってステージでほんと良く喋ってるんですよね。ペイチがあまり表に出てこなくなったのって『Isolation』ツアー以降かな?
(5) Child's Anthem では若さ溢れるって感じの演奏。後にライブ・ビデオとしてリリースされたテイクと聞き較べると面白いです。
(7)Angela . . . こうぃう曲もこの頃は演奏してたんですね。ルカサ一も真剣に歌ってます。
(9) Tale Of A Man は最後のリズムパターンが変化する部分をカットしたショート・ヴァージョンで演奏。
(10) Gseorgy Porgy 重い! この曲にこのリズムは重すぎ、ヘビー過ぎます! ギターソロではルカサーの弾くメロディーに対してボビー・キンボール? キース・ランドリー? がヴォーカルでハモりをつけてるようです。
(11) Rockmaker 曲が始まる前のMCはルカサー? それに答えてかヴォーカルを取るデビッド・ペイチがルカサーの名前を連呼します。いかにもライブ演奏というやや荒めの演奏なのかな。
(12) Keyboard Solo が終わり、この辺りからラストに向かってスパートして行きます。
(13) Girl Goodbye お馴染みの曲。(14) Hold The Line があっさり終わってしまうと拍子抜け? やぱっり "Hold The Li------ne" っていうヴァースを際限なく繰り返して欲しいです。
 そして (15) White Sister でまずはひと区切り。この時からアンコールには (16) Runaway やってたんですね。この曲は相当気に入っていたのか、以降の来日公演でも度々演奏され続けます。個人的には今一つなんですが(^^; この日の最後の曲は (17) All Us Boys だったようですが、残念ながら手元の音源には未収録なので、どんな演奏だったかは不明です。
 全体的にはFMラジオで放送された3月13日分の方が気合い十分ですが、この日の演奏もかなり密度の高いものだったんではないでしょうか。



Osaka Koseinenkin Hall
_ Osaka, Japan


March 3, 1980


TOTO :
Jeff Porcaro : drums
David Paich : vocal, Keboards
Steve Lukather : guitar, vocal
David Hungate : bass
Steve Porcaro : Keyboards
Bobby Kimball : vocal, keyboards

Support Member :
Keith Landry : backing vocal, guitar


1. Prelude
2. Hydra
3. St. Geroge & The Dragon
4. Mama
5. Child's Anthem
6. I'll Supply The Love
7. Angela
8. 99
9.Tale Of A Man
10. Georgy Porgy
11. Rockmaker
12. Keyboard Solo
13. Girl Goodbye
14. Hold The Line
15. White Sisiter
16. Runaway
17. All Us Boys


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