Session Works



Produced by Jim Messina
Label : Waner Bros. Records
Release : 1981
Records : P-11026W

track list
1. Money Alone (Jim Messina)
2. Sweet Love (Jim Messina)
3. Break The Chain (Jim Messina)
4. Child Of My Dreams (Jim Messina, David Tate)
5. Whispering Waters (Jim Messina, Alan Thornhill)

Side 2
1. Lovin' You Every Minute (Jim Messina, Michael Brady)
2. Stay The Night (Jim Messina)
3. It's All Right Here (Jim Messina)
4. Love Into Your Heart (Jim Messina, David Tate)
album infomation
Thank you Jeff Porcaro for bringing my music together. Your attitude and professionalism brought joy and inspiration to all of us.

Produced by Jim Messina

Jim Messina : Electric and Acoustic Guitar, Mandola
Michael Brady: Bass Guitar
Jeff Porcaro: Drums, Percussion
Joe Porcaro: Percussion on "Whispering Waters"
Victor Feldman : Percussion, Congas, Marimba
James Studer: Acoustic Piano, Wurlitzer, Prophet, Fender Rhodes
Tom Hensley: Acoustic Piano on "Move Into Your Heart"
Victor Feldman : Acoustic Piano on "Sweet Love"
Neil Larsen : Organ
Jerry Hey : Trumpet, Flugelhorn
Jim Horn: Sax, Baritone Sax
Chuck Findley: Trombone, Flugelhorn
David Grisman: Mandolin
Darol Anger: Violin
Silvia Woods: Celtic Harp
Jim Hochanadle: Autoharp, Penny Whistle, Recorder

Horn arrangements by Jerry Hey
Rhythm Charts prepared by Bruce Lofgren and Michael Brady
Lead sheets prepared by Bruce Lofgren

Singers:
Jim Messina: Lead Vocal
Michael Brady: 2nd Harmony
James Studer: 3rd Harmony
Craig Thomas: 3rd Harmony
Backing Vocals: Craig Thomas, James Studer, Michael Brady
Duet on "Stay The Night": Pauline Wilson and Jim Messina
Trio on "Whispering Waters": Jim Messina: Melody; Alan Thornhill: 2nd Harmony,Michael Brady: 3rd Harmony
Trio on "Child Of My Dreams": Jim Messina: Melody; Michael Brady: 2nd Harmony, Jannie Littlepage : 3rd Harmony
入手状況
2006年8月
 輸入盤で入手可能なようです。
2002年12月
 残念ながら廃盤扱いという状況であります。お聞きになりたいかたは例によって中古盤巡りが必要となります。

ツキミ姫 2006.08.05
 この項目はこちらの特集ページで読むことができます -->
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Jeff's World 2002.12.29
 じっくりと歌詞カードを眺めて気が付くのは「Thank you Jeff Porcaro for bringing my music together. Your attitude and professionalism brought joy and inspiration to all of us」という一文です。ジェフがこのアルバムの制作に大きく寄与し、その貢献度に対する感謝の意というわけでしょうか。確かにそれらを意識して聴いてみると、アルバム全体においてリズム感がバラエティに富んでおり、そういった部分に対してかなり力を入れて制作されたような痕跡があります。ジェフが果たした役割というのはちょうど『Boz Scaggs_Siik Degrees』で演じたようなものだったのか、いやそれ以上の係わり方をしているのかもしれません。が、これはジム・メッシーナ本人にでも聞かないと分かりませんね。詳しいことは本アルバムがCD化される際に解き明かされることでしょう。その時のインビューにでも期待しましょう!
 というわけで、でかなり勢い込んで聴き始めたのわけなのですが.....主役のジム・メッシーナという人、私の貧困な知識では"Foot Loose"が大ヒットしたケニー・ロギンスの相方、即ち"ロギンス&メッシーナ"の片割れであったということしか知りませんでした。そんなわけですから、例のよってこのジム・メッシーナも私にとっては初モノです。第一印象的にはカントリー系ロックということになるんでしょうね。ケニー・ロギンスという名前が先にちらついてしまっていたので、もっとロック的なモノであると勝手に想像していたのですが.....これにはちょっと意表を突かれてしまいました。この系統の音楽はやはり私の趣味の範疇を越えてしまっているもんで、如何にジェフがプレイをしているとはいえ、どのように受け止めればいいのか困ってしまいす。というわけで私的にはこのアルバムについて感想を述べる事は出来ませ〜ん。皆さんからの突っ込んだコメントを期待します!

Side 1
1. Money Alone (Jim Messina)
 アルバム中、最もロック色の強い曲。ヘビーなリズムはアルバム全体に何かを予感させてくれるのですが、残念ながらこれ以下の曲ではちょっと別の展開となるので、個人的にはちょっと厳しいかな〜 ジェフは1981年頃の典型的なサウンドである軽めのスネア・サウンドでプレイしてます。多分"One-Hand-16notes"でリズムを刻んでいると思われます。こっそりとバスドラムの二つ打ちを入れているところはカッコいい!

2. Sweet Love (Jim Messina)
 かなり実験的な色合いの強い曲です。もともとジム・メッシーナという人がこういう楽曲を好む人なのかどうかは判断が付かないのですが、割りとフリーなスタイルっぽくやっているのは多分にジェフの好みを反映させているんじゃないかと勝手に思えてしまいます(本当はどうなのか分かりませんが)。この曲におけるジェフのプレイを聞いていると本当に楽しげに演奏しているように聞こえて来るから不思議です。.....ドラムを叩くのが好きで好きで仕方なかったんだろうなぁ。

3. Break The Chain (Jim Messina)
 前2曲とは一転してロック風味の効いたカントリー・タッチの明るい曲。ジェフはダブルハンドの16ビートでプレイ。

4. Child Of My Dreams (Jim Messina, David Tate)
 アコースティックギターを主体としたバラード。ジェフはワイアーブラシでミニマムな演奏。サビの部分でのチョッパー・ベースとスネアの絡み方は聞き応えあり!

5. Whispering Waters (Jim Messina, Alan Thornhill)
 続けてアコースティック・ギター主体としたフォーク調の曲。ミドルのパートでギターとバイオリン(?)使ったオーケストレーションがあり、面白い効果を出しています。

Side 2
1. Lovin' You Every Minute (Jim Messina, Michael Brady)
 サンバ・フィールの曲.....何となくバリー・マニロウっぽいと言えば分かりやすい? と、そんな感じの曲です。ジェフもそれ風にプレイしております。

2. Stay The Night (Jim Messina)
 ポーリン・ウィルソンとのディュエットでしっとりと聞かせてくれるブルージーな曲。ジェフはいつもの秀逸な"One-Hand-16notes"を披露しています。この微妙に跳ねた感じの気持ちの良さはジェフならではのものですね。ベースとのコンビネーションも結構楽しめるかもしれません。本アルバム中イチ押しの曲であります。

3. It's All Right Here (Jim Messina)
 比較的にロック色の強い曲です。ジェフはシンプルな8ビートでプレイ。

4. Love Into Your Heart (Jim Messina, David Tate)
 ラストはしっとりとしたブルース系バラード。言うまでもなくジェフは楽曲にピッタリのイメージでプレイしてます。本当に上手い。

 全体的にカントリー・タッチなテイストをちりばめた本アルバムは好みが分かれるところ。その手の楽曲が好きな方にはお勧めのアルバムです。丁寧な作りには好感が持てますが、ちょっとコアなファン向けな一枚かな? とりあえず音楽的には濃密な一枚と思います。
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