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The Dukes
Bugatti And Musker

Produced : by Arif Mardin
Label : Atlantic.
Release : 1982
CD: ********

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1. Mystery Girl
Guitars : Steve Lukather
Bass : Abrahma Laboriel
Drums : Jeff Porcaro

2. Survivor
Drums : Jeff Porcaro

3. Thank You For The Party
Guitars : Paul Jackson
Bass : Abrahma Laboriel
Drums : Jeff Porcaro

4. Memories
Drums : Jeff Porcaro

5. Excitement Of The Men
Guitars : Paul Jackson
Bass : Wiil Lee
Drums : Jeff Porcaro

6. Love Dance
Guitars : Paul Jackson
Drums : Jeff Porcaro

7. Soul Mate
Drums : Jeff Porcaro

8. So Much In Love
Drums : Jeff Porcaro

9. Fate
Bass : Abrahma Laboriel
Drums : John Robinson

10. Nite Music
Guitars : Paul Jackson
Drums : John Robinson

注)上記にしるしたパーソネルはあくまでJeff's Worldにより独自の判断によるものです。皆さんの予想をお知らせ下さい。

Guitars : Steve Lukather, Paul Jackson, Carlos Rios, David Williams
Bass : Wiil Lee, Abrahma Laboriel
Drums : Jeff Porcaro, John Robinson

ご覧の様に詳しいデータが手元に何もないのでご存じの方がいらっしゃいましたら教えて下さい。


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FUJIWARA

2000.05.26


 私のお気に入りのセッションアルバムですが、一般的な物を挙げても面白味が無いと思いますので、あまり知られてないような物(個人的な思い込みですが...)を挙げようと思います。

ここ最近、AORの名盤が次々と復刻していますね。とても喜ばしい状況で、この先もどんどんリリースして欲しいと思ってます。ジェフ参加作品も何枚か購入しましたが、その中で最もお気に入りなのが、TheDukes(Bugatti&Musker):「TheDukes」です。イギリス人のソングライター、ドミニク・ブガッティとフランク・マスカーが共同で制作した一枚限りのアルバムです。Drはジェフとジョン・ロビンソンで、残念な事に曲毎のクレジットが無い為、はっきり分かりませんが、ほとんどの曲はジェフが担当しているみたいです。全体的にポップでダンサンブルな曲が並び、好トラック揃いです。ジェフのドラミングも 躍動しまくってます。その中でも1曲目「ミステリーガール」は、落ち着いた雰囲気のミディアムテンポの曲で、ジェフも力を抜いたリラックスしたプレイをしていますが、だんだんとテンションが上がり終盤で随所に入る黄金の必殺技”チッチッ”(ハイハットとキックのコンビネーション)がとてもスリリングで格好良いです。2曲目「サバイヴァー」は軽快な3連の曲ですが、ノリノリで勢いのあるジェフのドラミングに思わず頬も緩んでしまいます。(笑)ちなみにこのアルバムを知ったのは、バンドのメンバーが購入した物を車の中で聞かせてもらって知ったのですが、この時一緒に聞いてた3人が皆、後でこのアルバムを購入した経緯から言っても、おすすめのアルバムと言えると思います。

Jeff's World

jeffs-world@pos.to

2000.05.26


 デュークス......懐かしいですね〜。リリースは1982年ですか。まさにTOTOとしての活動が絶頂期にあった頃。当時の私はTOTO熱というか、ジェフ熱も最高に燃えていた時期でもあり、レコードの購入も参加ミュージシャンにジェフやルカサーの名前を見つけては有無をも言わずに買い揃えていました。が、何故かこのアルバムは買わずにレンタル・レコードで済ませていました。ですから今も当時録音したカセットテープ(20年位前のぼろぼろの......!)が手元にあるだけです。何故買わなかったかというとジェフの叩くスネアにハンドクラップみたいなのが同期的に被せられている曲が耳についたんだと思います。今ならこういうのは打ち込みでやってるんでしょうが、この頃はジェフがシンドラか何かをオーバーダブしたのかもしれませんね。そんなわけでレコードを買いなおさなかったんじゃないかな......。
 さてFujiwaraさんのレポートにある通り各曲毎のパーソネルが明記されていないようなので、ジェフが参加した曲を判断するのに苦労するのですが......。上記の曲毎のパーソネルはJeff's Worldなりの予想です。(1) Mystery Girlは明らかにジェフによるものでしょう。ビートを刻みながらハイハットを......"ッチ〜ウ"って入れていますが、この切れはまさしくジェフ。曲調に合わせてしっくりと叩くサウンドは大げさかもしれませんが"ゴージャス"って気分にさせてくれます。かすかに聞こえるゴースト・ノートもいい感じ。(2)Survivor 得意のシャッフルですがゴースト・ノートを加えているからは確認出来ません。(3)Thank You For The Partyもジェフだと思うんですが......。サビからヴァースに戻るところでスネアから入るフレーズの"タ・タ・タ・ッチ〜ウ"っていうのがジェフらしいです。確かこの曲ってシスター・スレッジも歌ってたと思うんですが、こっちが本家でしょうか? (4) Memories これもジェフですね。タム、バスドラ......ジェフの叩くバラード・スタンダードと言っていいんじゃないでしょうか。 (5)Excitement Of The Men 曲全体をPaul Jackson Jr.が奏でるファンキーカッティングがリードしています。曲の後半部分ではギター、バース、ドラムによる見せ場があるんですが、ジェフでしょうか......あんまり自身はないんですが、ところどころでゴーストってぽく入るスネアはジェフかと思いまし、サビのところで裏で入るスネアのアクセントのタイム感とかジェフだよな〜と自分を納得させてみました。(6)Love Dance、(7)Soul Mateもですね。(8)So Much In Loveもジェフ、得意の"タカ・トン"を連発してます。曲の後半で複雑シンバルワークやってるみたいですが、ドラム素人の私にはどうやっているのか想像が付きません。(9)Fateこいつはジョン・ロビンソンじゃないでしょうか? 理由は? ただなんとなく、ノリがルーファスっぽいかな〜っていう単純な理由からですが。ジェフが叩いたらこんなにファンキーにならないと思うんだけども。違ってたらご免なさい。(10) Nite Musicこれもジョン・ロビンソン? バスドラがジェフじゃない気がするし、ハイハットも今ひとつ洗練されていないような......。というわけでJeff's Worldの見解としてはジェフが参加したのは(9),(10)を除く残りの曲かと思います。皆さんの予想はどんな感じですか? ぜひ教えて下さい!
 それとルカサーも参加してるんですが、一体どの曲でギター弾いているのかさっぱり分かりません。ちなみにこのアルバムにはギター・ソロは一曲も含まれていませんので、その辺を期待している方は要注意です。
 今回久々にこのアルバムを聴いたわけですが......多分ここ10年以上は聴いていなかったような......随分と印象が変わってかなり行けてるんじゃないかと思えるようになりました。ジェフも単なるセッションというよりも気合いを入れて叩いておりまして、考えてプレイしてるって気がします。必殺のシグネチャー・フレーズこそ飛び出しませんが、ジェフ・マニアにはマスト・アイテムに加えていいかもしれませんね。私もCD買おうかな〜と考えてます。

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